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重症な患者さん(ICUとHCU入院患者さん対象)について、遠隔で院外の集中治療専門医に相談ができるシステムを導入いたしました。
「遠隔集中治療支援システム」の導入について
集中治療室(ICU)や高度治療室(HCU)で治療を受けるような重症患者さんの治療には、時として答えや正解がなく、また熟練した医師でも、自分の経験や知識だけでは迷うことも少なくありません。しかしながら、日本においてこのような重症管理を専門とした「集中治療専門医」の数が全く足りず、充足していないのが現状です。質の高い重症管理のためには、「集中治療専門医」の知識と経験は不可欠であり、現代のICT(「Information and Communication Technology(情報通信技術)」)を駆使して、遠隔地にいる「集中治療専門医」と情報(診療記録、各種記録、画像、生体モニター)を共有して、治療方針や様々な病状への対応を議論して、この力を補うことができるようにするのが、「遠隔集中治療支援システム」です。
日本の「遠隔集中治療支援システム」はT-ICU社(兵庫県芦屋市)が先駆けて立ち上げ、幾多もの実績を上げています。この度、当院ではT-ICU社の「遠隔集中治療支援システム」を導入し、安心安全な重症患者管理をさらに磨いていきます。当院の精鋭たる常勤医師に、さらにT-ICU社の「集中治療専門医」の知識と経験が付加された形となり、大病院に引けを取らない管理ができるようになりました。
アメリカでは1990年代後半から遠隔集中治療支援システム(T-ICU)の導入が始まり、現在ではICUの2割の病床が導入済みという状況です。
さくら総合病院は今後とも医療安全、そして診療の質向上を図るよう取り組んで参ります。
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※NHKニュースサイトでの動画配信は終了いたしました。
2020年10月7日(水)に開催されました第22回日本医療マネジメント学会学術総会での小林豊病院長の講演「地方民間中規模病院の抱える大きなリスクを回避するための新しい試み」を視聴できます!
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