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医療ヘルスケアAtoZーみなさまの疑問解消のお役に立てれば幸いです。
第76回:機能的電気刺激(FES)を用いたリハビリテーション
第32回:医療費のお話し ~高額療養費と医療費控除について~
救急車で搬送された経験のある方の中には、こんな体験はないでしょうか。
自宅から入院準備を持ってきて欲しいのに、家族でも分からないために、欲しいものが届かないなんてことを経験した人があるのではないでしょうか。
昭和時代は、1人一部屋ではない家庭が多かったので、家族の荷物などはどこを探せばいいか互いに分かっていました。しかし、昨今は夫婦だからといって分かるものではありません。荷物もですが、お金も然りです。お金の管理をしていた人が入院をしてしまうと、生活全般の支払いに困る場合もあります。
出産のようにいつ頃入院か分かっていると入院セットを事前に準備できます。お金もどうしているかなど家族と話をするでしょう。
そのように考えると、防災と同じです。万が一に備えて、もし自分が倒れたら、家族の生活をどうしたらいいか、自分自身の万が一の時は?家族と一緒に「人生会議」なんてことを考えて備えたいものですね。
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9月は大雨や台風による災害の発生が予想されるほか、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されています。いざという時のために地域の防災マップやハザードマップで避難場所や避難経路を確認しておきましょう。安否確認で連絡がとれない場合は、災害用伝言ダイヤル「171」や災害用伝言板が利用できるそうです。
電気・ガス・水道・通信などのライフラインは復旧まで3日程かかるといわれています。3日分~の飲料水・備蓄食を人数分用意しておくほか、トイレなどで使う生活用水も備えておきましょう。
非常用持ち出し袋に入れておくものに、現金・通帳、免許・保険証のコピーなどの貴重品、懐中電灯・ラジオ・救急箱などがあります。トイレットペーパー・ウエットティッシュ・タオル・マッチ・ろうそく・着替えなど生活用品もあると便利です。
そして災害時は感染症のリスクが高まります。避難所の集団生活はインフルエンザやノロウイルスなどが広まりやすい状態にありますので、手洗い・手指消毒・マスクで衛生管理を徹底して感染症を防ぎましょう。
脳卒中(脳血管障害)は血管が詰まる脳梗塞、血管が破れる脳出血・クモ膜下出血の総称です。
冬に多く発症する印象がありますが、脳梗塞の場合は夏に多く、初期症状が脱力・めまい・ふらつき・吐き気など熱中症と似ており、注意が必要です。
原因は体内の水分不足にあります。汗をかいて脱水状態になり、血流が悪くなって血栓ができやすい状況になり、血管が詰まりやすくなります。
就寝中の発汗量はコップ1杯~それ以上で、水分不足に陥りやすくなって脳梗塞のリスクが高くなります。
水分は摂取しても体内に浸透するまで20分程かかり、血液の流れも直ぐに良くはなりません。皮膚からも水分は蒸発しており、冷房が効いて空気が乾燥した室内では、体から少しづつ水分が奪われています。また、飲酒は利尿作用から脱水の原因になります。
脱水を予防するために「こまめな水分補給」「冷房は適温を保つ」「大量の飲酒を控える」「就寝前・起床後はコップ1杯の水を飲む」を心がけましょう。
7月1日はAED(自動体外式除細動器)の使用が一般の人々にも認められたことから、AEDの日とされています。
国内では1日に約200人が心臓突然死で亡くなっています。AEDは心臓が完全に止まってしまう前に電気ショックを与えることで、痙攣した心臓を正常な状態に戻す働きをします。
救命の手順:
①倒れている人を発見したら意識を確認しましょう。
②軽く両肩をたたいて「大丈夫ですか」と声をかけ、反応が無い・判断に迷う場合は、周囲に助けを求め119番とAEDの手配を依頼しましょう。
③胸・腹部の動きを10秒以内で確認し、普段通りの呼吸でなければ一次救命処置を行ないます。
④AEDが到着するまで、胸骨圧迫を行ないましょう。
⑤AEDが到着したら、音声ガイダンスに従い操作してください。電気ショックが必要のない場合は、救急隊が到着するまで胸骨圧迫を繰り返し行ないましょう。
いざという時のためにも、AEDおよび救急蘇生法の講習を受けておきましょう。
脳卒中とは脳の血管がつまったり、切れたりして脳がダメージを受ける病気で、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血が含まれます。
激しい頭痛、片方の手足や顔面の麻痺・しびれ、呂律が回らない、言葉が出にくい、力が入らない、片方の目が見えない、ものが二重に見えるなどのような症状が突然起こります。
脳卒中は日本人の死因の第4位で、寝たきりの原因の第1位となります。寝たきりにならないためには、脳卒中にならないことがとても重要と言えます。
発見・治療が早いほど後遺症が軽くなるため、上記の症状がおき、脳卒中を疑ったら1秒でも早く病院を受診することが大切です。
当院では12月にMRI装置を更新し、今までより多くの情報が得られ、短い検査時間で撮影することができるようになりました。
MRIでは脳出血もそうなのですが、くも膜下出血の原因となる未破裂動脈または脳梗塞を発見するのにとても有用性の高い検査です。
また当院には脳ドックという頭に特化した人間ドックもあります。脳の病気は命に関わるものです。脳ドックはそれらの病気を自覚症状のないうちに早期に見つけ、迅速に治療を受ける契機となります。
特に今までの生活習慣の影響が出る40歳を超えた方は、この機会に受けてみてはいかがでしょうか。
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トイレが近い・回数が多く、日中の排尿回数が8回以上の場合を頻尿、夜間の排尿が4回以上の場合を夜間頻尿といいます。加齢・性別・生活様式等の他 、生活習慣病を含めた病気が原因の場合も考えられます。
過活動膀胱は頻尿を主として、尿意が強く頻繁に出現するため、尿が十分に溜まっていないのに我慢ができなくなり、症状が強いと尿失禁を来たすこともあります。
前立腺肥大症は男性の膀胱と尿道の間にある前立腺が肥大し、尿道が圧迫され様々な排尿障害がおこります。
頻尿以外にも尿量が多い「多尿」により排尿回数が増えてしまうという状態があります。これが夜間に生じる「夜間多尿」という状態もあります。
膀胱炎 ・前立腺炎等の尿路感染、膀胱がんによる膀胱刺激症状なども頻尿の原因となります。
トイレが近い等の自覚症状がある・頻尿が気になる場合は、遠慮せず近くの泌尿器科を受診しましょう。
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はしかは麻しんウイルスに感染することで発症し、重症化の恐れがある感染症です。免疫が無い場合はほぼ感染してしまいます。
感染力はコロナやインフルエンザよりも強く、空気感染だけで感染してしまいます。潜伏期間は7~21日で、発熱・咳・鼻水・全身に発疹が出るほか、合併症で肺炎や中耳炎になることがあります。
特効薬は無く、高熱が出た場合は解熱剤を服用するなどの、症状をやわらげる対処療法になります。
予防にはワクチン接種が有効です。2000年4月2日以降に生まれた方は2回接種をしている可能性が高いですが、1972年9月30日以前生まれの方はワクチン接種を1回もしていない可能性が高い世代になります。
症状がある場合は電話で医療機関へ連絡し、指示に従って行動してください。
くしゃみ・鼻水・鼻づまりなど植物の花粉が原因で生じるアレルギー症状を花粉症といいます。食生活の欧米化により、砂糖・乳製品・肉類など糖質や脂質の摂取量が多くなったことから、花粉症の方が増加したといわれています。
肝臓に負担がかかるアルコール類はもちろん、クリームを使ったスイーツや菓子パン・甘いジュースなどの過剰摂取は花粉症を引き起こす要因になるといわれています。
山菜やタケノコなどアクが強い食材もアレルギーの要因になります。また、腸内環境を整え、免疫力を高めることは花粉症対策によいといわれています。
納豆やヨーグルトを食べることで花粉症症状の緩和を期待できます。
その他の対策として、睡眠をしっかりとること、鼻うがいで花粉を洗い流すことで症状を和らげることができます。
みなさんのご家庭では、自然災害などに備えて備蓄食を用意されていますか。
これまでに災害医療救護活動を実際に出動した職員から〈食事の時間が確保できない〉〈身軽に移動しなければならない〉という状況では「時間が空いた時にさっと食べれるよう、活動中に持ち歩ける食品がよい」と報告を受けました。
それらの意見を反映して、災害時に当院の出動で携行する食事には、パンやパウチタイプの飲料を加えています。実際に被災したら、安全に非難するために多くを持出せないかもしれません。
災害直後用として、開封したらすぐに食べられる備蓄食が多く市販されていますが、非難時にすぐ携行できるというポイントを加えると、よりよい内容になるかもしれません。災害を意識して備えておきましょう。
年末年始は暴飲暴食や、気温の低下による自律神経の乱れによって胃腸の働きが弱くなりやすい時期です。胸やけ・膨満感・胃もたれ・頻繁なゲップがある場合は逆流性食道炎が考えられます。
逆流性食道炎は、胃酸の逆流で食道粘膜が刺激されることにより発生します。食べ過ぎ・早食い・脂っこい食事などの生活習慣や、妊娠中の方・猫背の方・肥満など腹圧のかかる姿勢、便秘の方・強いストレスを感じている方に多くみられます。
改善方法は投薬のほか、胃酸の逆流を引き起こさないことが大切です。食べ過ぎ・飲み過ぎ・飲酒・早食いをせず、食後すぐ横にならない。お腹を圧迫する猫背や前かがみの姿勢にならないよう、背すじを伸ばすように心掛けましょう。
逆流性食道炎を放置することで、がんのリスクが上がります。 症状が疑われる場合は、内視鏡検査をお勧めします。
気温が下がり、寒気や手足の冷えを感じる季節になりました。女性の多くは10月から3月頃まで、冷えを感じているそうです。「冷えは万病のもと」といわれ、様々な病気を引き起こすこともあります。
冷え性の原因のひとつに血行不良があり、手足の末端が冷える末端冷え性が起こります。女性は男性に比べて熱を生む筋肉が少なく、冷えてしまうと温まりにくい脂肪が多いことから、女性に多く冷え性になりやすくなります。血行不良は、基礎代謝や筋力の低下・自律神経の乱れ・鉄分不足・ストレスなどが原因とされています。
冷え性を防ぐためには、身体を冷やさない・温めることを心がけましょう。血行を妨げるきつい靴や衣類を避け、適度な運動を行なったり入浴で血行を促進しましょう。こまめな水分補給や身体を温める根菜類を積極的に食べるなど、血行不良を改善しましょう。
冬は寒さや皮膚の乾燥により、痒みを感じやすくなります。また、加齢により体の水分量が減る中高年にも多くみられます。寒くなって暖房器具を使うことで空気中の水分量が減少し、湿度が下がって室内はもとより皮膚も乾燥してしまいます。皮膚の乾燥を生じると、外からの刺激を受けやすくなり、痒みを感じる感覚が増していきます。
かゆみを抑えるための対策
真冬に入り、症状がひどくなる前から肌の手入れを心がけましょう。入浴は40℃以下にして長湯を避けましょう。体はゴシゴシこすらないこと。入浴後は早めに保湿剤を塗りましょう。
室内の湿度を保つためにも加湿器を使ったり、洗濯物や濡れたタオルを室内に干すだけでも効果がみられます。体温を上昇させる飲酒や辛い食べ物は、痒みのあるときは避けましょう。
痒みが治まらない・痒み止めが効かない場合は、他にも原因があるかもしれません。続く場合は検査をおすすめします。
睡眠時無呼吸、という言葉を聞いたことがありますか?これは、寝ている時に舌根沈下という現象が起こり、知らない間に呼吸が中断されてしまう状態です。
寝ている時によくイビキをかいている人は、もしかしたら睡眠時無呼吸になっているかもしれません。問題は、この睡眠時無呼吸がひどくなると心臓に負担がかかってしまい、突然死の危険性が高くなってしまうということです。
怖い話ですが、「いつもいびきが気になると思っていたが、ある日起きたら亡くなっていた…」という例もあります。決して軽く考えない方がよい疾患なのです。
検査を受けていただき、重症の方は睡眠時に酸素吸入が必要になりますが、軽度から中等度の患者さんに対しては、口腔外科でマウスピースを作成し、これを寝る時に装着していただくことで、改善される可能性があります。
皆さんのご家族やご存じの方で、いびきが気になる方はおられませんか?他にも、昼間眠くなってしまう方、肥満の方、下顎が非常に小さい方、最近眠りが浅いと感じられる方がおられましたら、一度、検査を受けられることをお勧めします。
検査は循環器科や耳鼻科が担当ですが、口腔外科から担当科にご紹介できますので、お気軽にご相談ください。
当院は総合病院ですので、緊密な連携をとり、検査、治療、再評価がスムーズに行なえます。呼吸と心臓、そして歯科口腔外科という、一見すると関係の薄そうなことが、実は繋がっているという点を知っていただき、入り口はどこでも構いません。健康的で上質な睡眠をとっていただきたいと考えています。
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秋は食中毒の発生が最も多い時期になります。夏バテで免疫力が落ち、気温の変化で体調を崩しやすいこと、お祭りや運動会・BBQなど野外での食事が増えることも大きな要因です。カンピロバクターやアニサキス、サルモネラ菌のほか、キノコや山菜による自然毒が多い傾向です。
食中毒を防ぐための3原則は「菌をつけない」「増やさない」「やっつける」です。
菌をつけない
調理前や肉等をさわった後は必ず手洗いを。まな板は使う度に洗い、生肉や魚は他の食材と分けて保管しましょう。
増やさない
細菌を増やさないよう低温で保管し、調理後は早めに食べましょう。
やっつける
ウイルスや細菌は加熱によって死滅します。食材の中心部を75℃で1分以上、しっかりと加熱しましょう。
まな板などの調理器具は洗った後に熱湯で殺菌消毒しましょう。
食中毒になって下痢や嘔吐がひどく、水分補給もできない場合は早めに受診しましょう。
30℃を超える真夏日が続いています。高齢者は汗をかきにくく、暑さへの自覚が弱くなっています。また、喉の渇きを感じにくいことから脱水症状にも陥りやすくなります。
汗をかいていなくても、水分は失われていきます。体内の水分が1~2%減るだけでも軽度の脱水になると言われ、喉の乾きを感じる頃には2%の水分が失われています。
水分補給を怠ってしまうと、頭がぼーっとする・唇がかさつく・喉が渇くなど、脱水症の一歩手前から、めまい・立ちくらみ・手足がつる、など熱中症の初期症状に陥ってしまいます。これらの症状を感じたら、すぐに体を休め、水分補給をしましょう。
熱中症を予防するためにも、外気温が35℃以上の場合には不要不急の外出を控えましょう。室内ではエアコン・扇風機を活用し、吸湿性や通気性のよい服装を着用しましょう。
また、こまめな水分補給はもちろん、食事でも味噌汁・スープからキュウリやナスなど水分の多い食べ物を摂取しましょう。
身体の水分不足は様々な疾患の原因となります。水分は食事からも摂取されており、食事量の低下も水分不足の原因となります。また、加齢による筋肉の減少で体内に蓄えられる水分も減少します。
脱水症は水分不足が原因で起こります。激しい喉の渇きに発熱・意識障害を起こすことがあります。子供や高齢者は喉の渇きを感じにくく、脱水症を引き起こしやすくなります。
また、暑い環境での発汗が続くと脱水状態から発汗できなくなって体温が上昇することで熱中症になってしまいます。
水分不足によって血液中の水分も不足します。血液がドロドロになって流れにくくなり、血管が詰まる原因になります。脳の血管が詰まると脳梗塞に、心臓の血管が詰まると心筋梗塞を引き起こします。
こうした疾患を防ぐためにも、飲み物を常備して、こまめに水分を補給しましょう。起床時・入浴前後・就寝前は忘れずに、1日7~8回以上が目安です。汗をかいた時は多めの水分補給を心がけましょう。
機能的電気刺激(FES)は、リハビリテーションにおいて使用される治療法のひとつで、筋肉に電気刺激を与えることで、筋肉の動きや感覚を改善することができます。FESは、電極を筋肉に取り付け、外部から制御された電気刺激を与えることによって、運動機能の回復や生活の質の向上を目的とした治療法です。
主に中枢神経系の障害による運動機能の喪失や麻痺に対して使用されます。たとえば、脳卒中や脊髄損傷などです。FESは、神経回路の再接続や脳とのコミュニケーションの改善により、損傷した神経回路の再学習を促進します。これによって、運動制御や感覚の回復が可能となります。
また、神経筋疾患や骨折、関節手術の後のリハビリテーションにも使用されます。神経筋疾患に対しては、筋肉の収縮を引き起こすことで筋力の回復や運動機能の改善を目指します。骨折や関節手術の後のリハビリテーションには、筋肉の衰えや運動機能の低下を改善するために使用されます。これらの治療によって、皆さんの生活の質の向上や達成したい作業の獲得に寄与します。
一般的に使用される低周波治療器と似ていますが、リハビリスタッフによって設計された適切なプログラムと組み合わせて使用されることで、皆さんのリハビリテーションプロセスを支援します。ただし、正しい装着や使用方法を守らない場合には健康に悪影響を与える可能性があるため、リハビリスタッフの指導のもとで安全に使用する必要があります。
当院リハビリテーションセンターにもFESを行なう機器があります。麻痺症状等でお悩みの方は一度リハビリテーションセンターへお問い合わせください。ただし、リハビリスタッフが直接お手伝いできない場合もありますのであらかじめご了承ください。
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黄砂とPM2.5は、共に空気中にある小さな粒子です。
黄砂は中国西部の砂漠や黄土高原から飛んでくる4μm程度の土壌や鉱物粒子をいい、春先に多く飛来します。PM2.5は大気中に浮遊している直径2.5μm以下の微小粒子状物質をいい、国内でも季節を問わず発生しています。
黄砂の濃度が高い日ほど、目のかゆみ・結膜炎、くしゃみ・鼻水、肌荒れ等のアレルギーを発症する方が多くなるといわれています。黄砂は花粉よりも粒子が細かく、肺の奥まで入りこんでしまい花粉症よりも症状が重くなります。
PM2.5は粒子がさらに細かく、肺がんのリスク上昇・循環器疾患への影響もあるといわれます。
黄砂・PM2.5共に、気管支喘息・気管支炎などの呼吸器疾患の要因となります。これらの粒子と花粉がくっつき破裂する、花粉爆発も要注意です。飛来が多いとされる場合、疾患のある方や高齢者は不要不急の外出を控え、不織布マスクの着用などを心がけましょう。
がんは日本人の2人に1人がかかるといわれています。
ステージとは進行度を示しており、がんの広がり方を基準として5段階に分けられています。また、がんの部位によって細かく分けられることもあります。
ステージの判定は、がんの大きさ(T)、リンパ節への転移の有無(N)、他の臓器への転移(M)、これらの要素を組み合わせたTNM分類に沿って決められています。 ステージの数字は進行具合で示されており、小さいほど、がんが小さく治療効果が得られやすいとされています。
0期~2期は、がん細胞がリンパ節へ転移していない状態です。3期は臓器近くのリンパ節へ転移が確認された状態、4期は他の臓器への転移が確認された状態になります。
がんは初期段階で治療を受けることで生存率、治る可能性が高まります。自覚症状がなくても検診・人間ドックで早期発見・早期治療をおすすめします。病気の早期発見・早期治療にぜひお役立てください
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帯状疱疹(たいじょうほうしん)は中高年に多い病気ですが、コロナ禍で若年層にも増えているそうです。
子どもの頃に感染した、水ぼうそうのウイルスが原因といわれます。水ぼうそうが治った後も、ウイルスが神経の中に潜んでおり、加齢や疲労・ストレスによる免疫低下でウイルスが活性化することで発症します。水ぼうそうになった方は帯状疱疹になる可能性があります。
帯状になった水ぶくれが身体の左右どちらか一方、神経に沿ってあらわれます。刺すような痛みを伴い、胸から背中など上半身に多く発症します。眼の周囲に出ると、視力の低下や失明の危険もあります。
帯状疱疹は免疫力の低下が引き起こすといわれます。疲れやストレスをためないことが大切です。疑わしい症状がある場合は、受診をおすすめします。
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入退院支援室では、患者さんとご家族に対し、その人らしく穏やかに住み慣れた地域で生活できるよう入院早期から退院後の生活を見据えた支援をしています。
入院決定時より患者さんやご家族の意向を確認させていただき、医師や看護師・薬剤師・栄養士・リハビリスタッフ等と連絡を取り合い、必要に応じて他の医療機関や訪問看護ステーション・ケアマネジャー等への調整や自宅での療養環境の準備を行ないます。
入院してすぐに退院後の生活についての意向を確認させていただくと「えっ?もう退院なんですか?」「病院から追い出すんですか?」とビックリされることがあります。
誰もがいつでも命に関わる大きな病気やケガをする可能性があり、命の危険が迫った状態になると、約70%の方が自らが望む治療やケアを決めたり、人に伝えたりすることができなくなると言われています。
人生会議という言葉を聞いたことはありますか?もしもの時のために本人が望む医療やケアについて、前もって考え、家族や医療・ケアチームなどと繰り返し話し合い、共有する取り組みをアドバンスケアプランニング(ACP)と言い、人生会議とはその愛称です。
患者さんがどのような治療やケア、療養場所などを望んでおられるかなど症状が進む前に早期から話し合っていくことが大切です。患者さんご本人が意思決定できるうちから希望を聞き、その思いをスタッフ間で共有させていただき、入院から退院後までつないでいきたいと思います。
支援・内容
※医療ソーシャルワーカー(相談員)と連携しながら支援させていただきます。
免疫力を高めるために身体を温める入浴は実に効果的です。体温を1度上げることで免疫力は5~6倍になるといわれています。入浴によって代謝が上がることで血液やリンパの流れが良くなり、免疫細胞の働きが活発になるためです。
また、腸の活動も良くなる、睡眠の質が上がるなどのメリットもあります。
効果的な入浴方法
体温を上げるためには、40度位の熱すぎないお湯に10~15分ほど肩まで浸かって身体の芯まで温める全身浴が効果的です。体をじっくり温めることで、緊張をほどきリラックス効果も期待できます。
入浴後は身体を冷やさないことが肝心です。入浴後は体をすぐに拭き、完全に髪を乾かしましょう。また、血液をドロドロにしないためにも、入浴前後にはコップ1杯の水分補給を行いましょう。
うがいは感染症予防の他にも効果的です。うがいを行なうことで口内に付着したウイルスを洗い流せます。喉を潤し、炎症を抑え、喉の痛みを和らげることができます。また、口内を清潔にすることで口臭を抑える効果も期待できます。
▪️ブクブクうがい
口に水を含み、食べカスを取り除くよう、頬や唇と歯の間にも水を行き渡らせ、強めに15秒ブクブクゆすぎます。
▪️ゴシゴシうがい
口内の天井部分に舌を付け、前後にゴシゴシすり合わせて舌の前側の汚れを取ります。15秒行ないましょう。
▪️ガラガラうがい
斜め上を見ながら15秒ガラガラうがいを行ない、舌の中央の汚れを取りましょう。
▪️ア~オ~うがい
上を向いて、「ア~オ~」と声を出しながら15秒ガラガラうがいを行ないましょう。喉の奥の汚れを取りやすくなります。
1日3回以上を目安に行ないましょう。
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人工透析の透析時間は週3回・1回4時間が標準とされ、生命維持のための最低限のラインとされています。
腎臓は血液をろ過し、体内の過剰な水分や老廃物などを尿として排出しています。人工透析は腎臓が一週間で行なう作業を、週3回・1回4時間の透析で補っています。
透析の回数を週1~2回に減らしてしまうと、体内に水分や老廃物の溜まる量が増え、体への負担も大きく、心血管疾患や死亡のリスクが高くなってしまいます。
そのため、週3回の人工透析は必要とされています。
さくら総合病院 透析センター
透析センターでは、医師・看護師・臨床工学技士によるチーム医療と充実した設備で、より良い透析をお届けするとともに、栄養指導などの日常生活支援も行ないます。
無料巡回バス、近隣地域(大口町・扶桑町・小牧市・江南市・犬山市)へ福祉車両での個別送迎もご利用いただけます。お気軽にお問い合わせください。
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医療事務は、医療機関の中で3つの大きな役割を担っています。それは「受付・会計業務」「クラーク業務」「レセプト業務」です。
「病院の顔となる受付・会計業務」
医療事務の仕事の中で一番イメージしやすいと思います。患者さんから保険証を預かったり、カルテを作成したり、受付をする仕事です。また、診察後は診療費を計算して患者さんから受け取る仕事もあり、どちらもスピードと正確性が求められます。また、来院した方に安心感や信頼感を与えられるような笑顔や気配りといった、事務職でありながら接客業のスキルも必要です。患者さんが最初と最後に接する職員となるため、「医療事務は病院の顔」と言われることがあります。
「患者さんと医療をつなぐクラーク業務」
当院では「メディカルアシスタント」と呼んでいます。この仕事は、患者さんと医師、看護師との間の橋渡しと考えてもらえたらと思います。具体的には診察室付近で患者さんの呼び出し、カルテや書類の代行作成、各種検査の準備や案内といった医療の専門知識が求められる仕事です。また、医師の近くで仕事をするため、患者さんから治療の問い合わせを受けたり、看護師や放射線技師などの他職種から医師宛の連絡を取ったりと、秘書に似た仕事も行ないます。
「医療の知識と正確な作業で経営を支えるレセプト業務」
医療事務の専門性がもっとも発揮されるのがレセプト業務です。患者さんが医療機関で診療を受ける場合、通常は保険証を提示してもらいます。これを保険診療といいますが、このとき、患者さんに診療費の全額を負担してもらうわけではなく、全体の一部(3割や1割など)を患者さん本人に支払ってもらい、残りは保険証を交付している健康保険組合、国民健康保険組合などから支払ってもらう仕組みになっています。そのため、医療事務は保険組合に対して診療費用を請求するための明細書を作成しなければなりません。 この明細書がレセプトと呼ばれるものになります。レセプトを作成するには、傷病名と処置内容や薬の内容に整合性がとれているかチェックをするための知識が必要です。また、レセプトの記載内容に間違いがあると、保険組合から再提出を求められたり、最悪の場合は診療費の支払いを受けられなくなってしまうケースもあるので、作業の正確性も求められます。医療機関が得る収入の多くの部分は、このレセプトを通して支払われます。医療機関の経営を支えるのも医療事務の大切な役割のひとつです。
医療の知識、接客のスキル、事務処理スキルなど、求められることは多岐に渡りますが、資格や経験はないけど医療の分野で誰かの役に立ちたいと思っている人には、まさにぴったりの仕事です。医療事務がどんな業務か、少しでも興味をもっていただけたら幸いです。
がんは日本人の2人に1人が罹患するといわれるほど身近な病気です。中でも大腸がんは臓器別の死亡者数で上位に入り、40歳以降からは高齢になるほど罹患率が高くなります。大腸内視鏡検査は、がんの予防から病気の診断に有効です。
以下の症状がある場合、大腸内視鏡検査をお勧めします。
検診で便潜血反応が1回でも陽性と出たり、身内に大腸がん・大腸ポリープの人がいる場合は検査が必要です。
大腸がんの初期は自覚症状がないため、発見が遅れやすくなります。体に異変を感じなくても、40歳を過ぎたら定期的に検診を受けましょう。当院では内視鏡による診断だけでなく、内視鏡治療も可能です。
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夏は汗をかきやすく、また様々な原因で痒みを感じることが多い時期でもあります。痒みや赤いブツブツができる「あせも」の他、「汗かぶれ」と呼ばれる接触皮膚炎は、汗をかくことで皮膚が締めつける場所などに湿疹や痒みがでる疾患です。
肌のバリア機能低下が原因です
汗の成分には少量の塩分やアンモニアなどが含まれています。肌の乾燥や紫外線によるダメージ、熱いお湯での入浴や肌を強く洗うなど、バリア機能が低下した肌に刺激となって、痒みを引き起こしてしまいます。
悪化する前に対処しましょう
汗には体温の調節や皮膚を乾燥から守るなど、健康に欠かせない働きがあります。汗をかいたら、皮膚トラブルを起こさないように対処することが必要です。疾患がでた場合は早めに対処し、悪化してしまう前に受診して適切な治療を受けましょう。
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感染症予防には手指衛生のほか、うがいも重要です。冷房によって乾燥した鼻や喉の粘膜にウイルスが付着し、腫れや痛みを引き起こします。こまめにうがいを行ない、ウイルスを洗い流しましょう。口の粘膜の分泌を促し、口腔内の洗浄にもなります。
効果的なうがいのやり方
水を口に含み、グチュグチュと強くゆすいで口の中の食べかすを取ります。次に上を向いて、喉の奥深くを洗い流すガラガラうがいを15秒、3回以上行ないます。1日3~4回、口と喉をを洗い流すことを意識してゆすぎましょう。
緑茶や紅茶、塩水も効果的
緑茶や紅茶に含まれる成分にはウイルス粒子を凝集させて感染力を失わせる抗菌作用があり、風邪予防に効果が期待できます。塩水は抗菌・脱水作用があり、喉に炎症を起こして痛みがある場合など発症後でも効果があります。
感染症や虫歯を防ぐためにも、口の中や喉が乾燥していると感じたら、うがいをこまめに行ないましょう。また、十分な睡眠をとって免疫力を高めておきましょう。
採血室では主に、臨床検査技師が外来患者さんの採血を行なっています。その際、採血した血液を見て「思っていたよりも黒い」「なんだか汚く見える」「血液って赤色だと思っていた」と仰る方が多くいらっしゃいます。
みなさんがイメージされる血液の赤色は、血液中の赤血球の中に存在しているヘモグロビンと呼ばれる赤色色素タンパク質によるものです。
ヘモグロビンの中には鉄が多く含まれており、鉄と酸素が結びついて酸化、つまり錆びることで赤くなります。そして酸素を放出すると、鮮やかな赤色から暗い赤色になります。このヘモグロビンは、肺で酸素と結びつき、身体全体に酸素を運び、体内の組織にたまった二酸化炭素を回収して再び肺まで運ぶ働きをしています。
血液が流れる血管には、心臓から送り出された血液を体のすみずみまで運ぶ役割がある動脈と、動脈によって臓器に送り込まれた血液を心臓に戻す役割がある静脈とがあります。動脈には酸素を多く含んだ血液が流れているため、ヘモグロビンと酸素が結びついて鮮やかな赤色になります。
一方で静脈には全身に酸素を供給した後の二酸化炭素を多く含んだ血液が流れているため、暗い赤色を呈します。
臨床検査技師や看護師が行なうのは静脈採血です。そのため、みなさんが目にする血液は暗い赤色をしているのです。決してみなさんの血液が汚いから暗い色をしている訳ではありませんので、ご安心ください。
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「ジェネリック」とは「一般的な」という意味で、新薬(先発医薬品)と同じ有効成分で作られており、同等の効能・安全性です。「後発医薬品」とも言われ、新薬の特許が切れた後に製造され、開発や手続きなどのコストが抑えられるため低価格に設定されています。
ジェネリック医薬品の特徴
服用しやすいよう、味や形状などが改良されています。また、ジェネリック医薬品の価格は新薬の約2~5割に設定されており、長期間お薬を飲み続ける疾患の場合、新薬に比べ自己負担額が軽くなります。
ジェネリック医薬品の処方について
処方してもらうには、かかりつけの医師・薬剤師の先生にご相談ください。薬局で調剤してもらう場合、院外処方せんに「後発医薬品(ジェネリック医薬品)への変更不可」という医師のサインが無ければ、薬局で薬剤師さんと相談のうえジェネリック医薬品を選ぶことができます。
ジェネリック医薬品を希望される場合のシールやカードもあります。健康保険証やお薬手帳に貼るなどして活用しましょう。
貧血とは、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの量が少なくなった状態をいいます。赤血球は全身に酸素を送る働きがあり、ヘモグロビンが減ることで酸欠状態となり、動悸・息切れ・めまいなどの症状が現れます。健診などで赤血球数・ヘモグロビンの量が少ない値が出た場合は貧血の可能性があります。
男性の貧血は、栄養不足やアルコールの過剰摂取、臓器からの出血などが原因とされています。胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃がん・大腸がんなどの症状としておこる場合もあります。
貧血を防ぐには、鉄・ビタミンB12・葉酸などの栄養素を補給しましょう。バランスのよい食事に加え、鉄や造血作用のある食材(レバー・牛肉・カツオ、小松菜・ほうれん草・納豆・海苔など)がおすすめです。毎食こまめに摂取しましょう。鉄の吸収率を高めるビタミンCを摂り、鉄の吸収を阻害するコーヒーや緑茶などは控えましょう。
貧血の症状が続き、腹痛などを感じる場合は胃腸に異常のある可能性もあります。お早めに受診しましょう。
結核は結核菌により肺に炎症が起こり、初期は風邪のような症状がでます。
上記の症状などが続く場合は結核かもしれません。
感染しても健康であれば免疫力で菌を抑え、発病するわけではありません。病気で免疫が下がって体力が低下したときに発病する可能性があり、加齢に伴う健康状態の問題などから、高齢者(60歳以上)の発病が多くみられます。
結核と診断されても、早期発見・早期治療で治る病気です。健診で胸部X線検査を受けることで、肺結核から肺炎や気管支炎、心臓病・心肥大・胸部大動脈瘤などの病気がわかります。気になる症状がある場合は、ご相談ください。
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メディカルアシスタント(医師事務作業補助者)とは、●診療録の記載 ●検査 ●手術の予約 ●同意書・診断書・紹介状の作成など、医師の指示のもと事務的な仕事をサポートする職業です。
医師の負担を減らすため平成20年頃に作られ、歴史がまだ浅く知名度の低い職種です。医療秘書や医療クラーク、メディカルアシスタント(MA)など様々な呼び方があります。当院ではメディカルアシスタント(MA)と呼ばれ、常勤・パート合わせて23人で構成されており、民間の資格として「医師事務作業補助技能認定試験」を取得しています。
メインの業務としては、外来診察室で医師が診察をスムーズに行なえるよう医師の隣で業務を行なっており、診療録の記載・検査や手術を医師の指示のもと代行入力を行なっています。検査の案内や次回受診のご案内を行ない、患者さんと接することも多く、患者さんに寄り添い、分かりやすくを心がけ、ご案内いたします。疑問に思うことや不安など、医師へ直接相談ができなかった場合には、MAを通して医師にお伝えすることができます。
小さな事でも構いません。気軽にご相談ください。医療行為を行なうことはできませんが、患者さんにとって質の高い医療を提供できるよう、医師の業務のサポートや患者さんの立場になって寄り添い、医師と患者さんとの架け橋として業務を行なっていきます。
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デイケア(通所リハビリテーション)は福祉・医療施設が提供する日帰りの介護サービスです。医師の指示のもと、療養・退院後の心身機能の回復を目的にリハビリを行ないます。利用対象は、要支援1・2または要介護1~5の認定を受けた方で、医師からリハビリが必要と診断された方となります。
専門的なサポートを受けれます
理学療法士による基本的な運動能力の回復、作業療法士による上肢を中心とした日常生活の向上、言語聴覚士による言語・嚥下の訓練などの個別リハビリに、他の方と共に集団レクリエーションも行ないます。また、バイタルチェックや口腔体操・入浴、管理栄養士による栄養管理などの医療ケアも行なっています。
医仁会の施設をご活用ください
デイケアセンター御嶽とデイケアさくら荘(通所リハビリテーション/介護予防通所リハビリテーション)がご利用頂けます。 一日体験利用も行なっておりますので、お気軽にご相談ください。
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最近「腸活」という言葉をよく耳にします。腸内環境を整えるということは、健やかな生活を送る第一歩となります。 お腹の不具合や便秘など、大腸の不調が原因を思われる場合は、食事・十分な休息・適度な運動・ストレスの解消など生活習慣を見直すことで改善が期待できます。
大腸の主な病気
大腸の病気には、腹痛や下痢など、若い人に多くみられる潰瘍性大腸炎のほか、腹痛や便秘・下痢が数ヵ月以上続く過敏性腸症候群があります。
また、大腸がんは早期段階では自覚症状がほとんどありません。進行すると血便・下血、下痢・便秘の繰り返し、便が細い、残便感、おなかの張り、腹痛、貧血、体重減少などが現れます。
大腸がんは早期発見が大切
大腸がんは臓器別でみると、男性では3番目・女性では2番目に多く、40歳以上から罹患率が高くなります。 大腸がんは早期発見できた場合、治癒する確率は9割といわれています。 早期発見・早期治療のためにも40歳を過ぎたら検診を受けて、ご自身の健康状態を確認しましょう。
いびきでお悩みの方はお気軽にご相談ください。
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いびきは呼吸によって、喉や鼻の粘膜が振動して起こります。いびきは気道が狭くなることが原因で、肥満・加齢による筋肉の衰えや、鼻づまりによる口呼吸、アルコールや睡眠薬で筋肉が緩む、ストレス・疲労などとされています。 気道が狭くなりすぎると無呼吸になって呼吸障害の状態が続いてしまい、眠りが浅くなり疲れが取れないなど、睡眠不足により日常生活に支障をきたしてしまいます。
いびきが関わる病気
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の場合は呼吸が不十分になることで酸素量が不足し、高血圧・糖尿病になりやすくなるなど生活習慣病のリスクが高まります。
また、酸素不足は脳卒中・脳梗塞などの脳疾患から、不整脈や心筋梗塞・心不全などの心臓病、さらには突然死を引き起こす危険性もあります。
いびきを防ぐには
肥満の方は喉の内部の脂肪が気道を狭めています。運動や食事による減量を行なうことで気道を確保しましょう。舌のむくみ・筋肉のゆるみも気道を狭める原因です。寝酒を控え、寝る時の姿勢は気道が塞がりにくい横向きを心がけ、喉を乾燥させないよう冬場は加湿器を活用しましょう。
また、鼻づまりの解消は、いびきの改善につながります。
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当院の医療福祉相談係は、4人の社会福祉士と1人の精神福祉士の計5名で構成されており、係員は「医療福祉相談員」と呼ばれています。「医療福祉相談員」は、病院の中で社会福祉の立場から病気やケガに伴って起こる生活の様々な問題について相談を受け、患者さん・ご家族自らが解決できるように支援をしています。
「医療福祉相談員」は、病院により名称や担う役割が違いますが、当院では主に後方支援(退院支援)を行なっています。チーム医療を担うメンバーの一員として、専門性が発揮出来るように医師・看護師・リハビリ職員・栄養士・医事課など他部署との連携を強化して支援をしています。また、地域の介護支援専門員や訪問看護師等とも連携をし、患者さん・ご家族の支援にあたります。
主な業務
これらの活動を行なうため、各病棟に担当の「医療福祉相談員」を配置しています。
ご相談は無料です。お気軽にご相談ください。
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災害や事故でのケガや急な病気など、緊急性が高い症状の場合は迷わず119番に通報しましょう。
救急車〈119番〉の呼び方
状況によっては、指導を受けながら応急手当を行なう場合もありますので可能な限り実施してください。最後に通報者の名前・連絡先を伝えましょう。
救急車が近づいたら、人手があれば外に出て誘導を。到着後は、事故状況・体調の変化、応急手当の内容、かかりつけ医・服用中の薬などの情報を伝えましょう。
救急車で搬送された約半数の方は入院の必要がない軽症が多いそうです。救急車は本当に必要な方のために、適切な利用を心がけてください。
栄養補助食品やスポーツ飲料の包装で、アミノ酸配合の表記を目にする機会が多くなりました。アミノ酸は体の様々な機能を担う栄養成分で、皮膚・髪・爪・筋肉・骨・内臓・血液・酵素やホルモンなどを形成しています。
人間の体は約6割が水分、約2割がタンパク質でできており、このタンパク質を構成する成分がアミノ酸です。アミノ酸は20種類あり、体内で糖質や脂質から作り出すことのできる非必須アミノ酸が11種類、体内で作ることのできない必須アミノ酸が9種類あります。
体内のアミノ酸は毎日入れ替わっており、必須アミノ酸は毎日の食事からの摂取が必要とされています。高齢になると、免疫力や筋力が低下します。毎日を健康に過ごすためにもバランスの良い食事を心がけ、筋肉のもととなるタンパク質を意識して摂取しましょう。
熱中症は、外気の高温に対し、体温調節が追いつかず、体温が異常に上昇してしまう症状です。体温調節が発達していない子供や、体温調節の鈍化で体に熱がたまりやすい高齢者はかかりやすく、屋外よりも室内での発症が多くみられます。
夏期の室温目安は28度とされています。これはエアコンの設定温度ではなく、室温が28度ということです。室温を適正温度に保つためには、エアコンを自動運転に・風向きを水平に設定しましょう。扇風機やサーキュレーターを上向きで動かし、空気を循環させましょう。
熱中症対策には湿度の管理も重要です。湿度が10%違うと、体感温度が2℃違ってきます。快適に過ごせる湿度は50~60%です。熱中症を予防するためにも、水分補給をこまめにし、エアコンを適切な温度に設定・活用しましょう。
骨粗しょう症とは骨密度が低下することで骨がスカスカになり、折れやすくなる病気です。骨密度が低い骨はわずかな衝撃で骨が折れてしまいます。一度骨折すると、動けなくなり寝たきりになってしまうこともあるため、骨密度を調べることは大切です。
当院では2月にGEヘルスケア製の骨密度測定装置を更新しました。腰椎と大腿骨で測定することで、高い精度の結果が得られるようになりました。腰は尻餅をついて圧迫骨折したり、大腿骨は転んだりして骨折するリスクが高いといわれています。この部位を測定することにより、骨粗しょう症の最適な診断が可能になります。検査の結果は用紙でお渡ししますので、すぐにご確認いただけます。みなさんもこの機会に骨密度検査を受けてみてはいかがでしょうか?
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ウォーキングは、高血圧・メタボなどの生活習慣病や、がん・脳卒中・心疾患・認知症などのリスクを軽減でき、ストレスを減らし、うつ病にもよいとされています。
歩数は1日トータルでカウントしましょう
1日の平均歩数は65歳未満なら8,000歩、20分は速歩きを。65歳以上は7,000歩を目安に、大股で姿勢よく歩くことを意識して歩きましょう。あまり歩かない日があった場合は、別の日に多く歩くことで1週間のトータルを増やしましょう。日頃、歩いていない場合は少しずつ歩数を増やしていきましょう。
朝より夕方に歩きましょう
1日の体温は夕方にピークを迎えます。この時間帯に歩くことで、最高体温をさらに上昇させましょう。マスクを着用し密を避け、帰宅後は手洗い・うがいなど感染症対策を忘れずに取り組みましょう。
新型コロナウイルスを含む感染症の感染経路は、ウイルスが付着したものに触れることで感染する接触感染、くしゃみ・せきの飛沫が口や鼻から入ることで感染する飛沫感染と考えられます。飛沫から水分が蒸発した、小さな飛沫核が空気中に浮遊したものをエアロゾルといいます。エアロゾルは空気中に3時間ほど浮遊し続けるといわれています。
エアロゾル感染を防ぐには
エアロゾル感染は、病原体を含んだエアロゾルを介して感染することをいいます。密集・密閉された空間では感染のリスクが高くなりますので、こまめな換気を行ないましょう。洗面台や手水場では、水しぶきを飛ばさないよう低い位置で手を洗いましょう。歯磨き・うがいで水を吐き出すときも同様に。手洗い後は蛇口を直接触らないなど、注意深い行動を心がけましょう。
認知症を防ぐには、予防を意識した生活習慣を取り入れることが重要です。栄養バランスのとれた食事と十分な睡眠で脳・心身共に健康な状態を保ちましょう。
運動習慣をつけましょう
ラジオ体操や散歩・ウォーキングなど、体をこまめに動かしましょう。考えながら体を動かすゲーム性のある運動は、認知症の予防に良いとされています。
他人との交流を大切に
同じ趣味を持つ仲間との会話や、スポーツを通じての交流など、人とのふれあいを大切にしましょう。
趣味を持ちましょう
楽しんで続けられる趣味を持ちましょう。もの作りは作品や記録が残り、達成感が得られます。手指を使って行なう趣味は、脳に良い刺激を与えてくれます。
物忘れが気がかりな方、脳を詳しく調べてほしい方は「もの忘れ外来」へご相談ください。
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新型コロナウイルスをはじめ、インフルエンザや一般的な風邪にかからないためには免疫力を高める必要があります。今回は免疫力を高める食事についてお伝えします。
腸の免疫力を高める
腸には免疫細胞の6~7割が存在していると言われています。そのため腸内環境を整えることが免疫を高める近道というわけです。腸内環境は善玉菌を増やすことで整えられるため、善玉菌を増やすような食事を摂ることが、免疫力を高めることに繋がります。
善玉菌を増やす食事
発酵食品:納豆・ヨーグルト・キムチ・味噌などに代表される発酵食品には、善玉菌を増やす働きがあり、免疫力を高める食事の基本と言えます。1日一品を目安として、毎日取り入れたいですね。
オリゴ糖:善玉菌の1つであるビフィズス菌のエサとなることで、善玉菌を増やすことに役立ちます。玉ねぎ・ごぼう・バナナ・大豆製品などに多く含まれます。
食物繊維:腸のぜん動運動を促し、消化物を体外へ排出する役割がある食物繊維には、水溶性と不溶性の2種類あります。どちらも善玉菌のエサとなることで腸内環境を整えます。豆類やきのこ類、野菜や果物に多く含まれています。
今回は免疫力を高める食事ということで腸内環境に注目してお話しましたが、腸内の環境も免疫細胞の働きも、人によって大きく異なります。そのため、ある特定の食品を食べれば免疫力が高まるというわけではありません。
免疫力を高める効果のある栄養素を意識しつつ、バランスよく食べることが大切です。
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なかなか取れない疲れ…自律神経の不調による脳疲労が原因かもしれません
脳疲労は脳の使い過ぎやストレスによって自律神経のバランスが崩れ、脳に活性酸素を蓄積させてしまう状態をいい、肥満や過労・認知症のリスクが高まるといわれています。
眠気や飽きるは疲労のサインです
頭がぼーっとする・眠気・飽きる等を感じたときは疲労のサインが出ています。こうした場合はミスを避けるためにも、小まめに休憩する・別の作業をする等で脳が疲れないよう切換え、リフレッシュしましょう。
脳の疲労を回復させるには
良質な睡眠をとりましょう。脳を休めるためにも就寝前はパソコン・スマホの使用を避けましょう。栄養バランスのよい食事はもちろん、鶏の胸肉、マグロ・カツオなどの大型魚、クエン酸の摂取が活性酸素に良いとされています。 自律神経の不調を整え、脳が正常に機能できる状態をこころがけましょう。
就寝前など、夜遅い時間に食事をすることは体に負担をかけ、生活習慣病のリスクを高めます。 食後は活動量が少なく、余ったエネルギーは体脂肪として蓄積されやすく、同じものを食べても22時以降にとったエネルギーは脂肪になりやすくなります。 就寝中に胃を働かせるため眠りが浅くなり、疲れがとれない。 食欲がわかず朝食が食べられない。など生活リズムの乱れにつながります。
夕食が遅くなる場合は
揚げ物や肉類などのこってりしたものは控え、低脂肪で消化の良いものを食べるようにしましょう。脂質の多い食材はエネルギーが高く、消化にも時間がかかり、睡眠の質にも影響します。野菜や汁物から主食へと順に食べ、消化を良くするためよく噛んで食べ過ぎを防ぎましょう。 また、夕方に小腹がすいたときは間食をしておくことで、夕食の食べ過ぎを防ぐことができます。
新型コロナウイルスの流行から、感染症への関心が高まっており、今年は予防接種を受ける方が多いように思われます。予防接種を受けることで感染後に発症する可能性を抑え、発症した場合の重症化を防ぐなどの効果が期待できます。
予防接種を受ける時期は?
例年12月~3月頃が流行時期になりますので、12月中旬までの接種が望ましいです。また、ワクチンは毎年型が違うため、毎年の接種をお勧めします。
インフルエンザを予防するには
流水・石鹸による手洗いとアルコール製剤による手指衛生を徹底しましょう。 空気が乾燥しやすい冬場は、喉の調子を整えるためにも室内を適切な湿度を保ちましょう。そして抵抗力を高めるためにも、バランスのよい食事と十分な睡眠を心がけましょう。 流行時期になり、体調不良を感じる場合は不要不急・人混みの多い場所への外出は控えましょう。
お口の中を健康に保つには、定期的な歯科医院への受診と毎日のセルフケア(自分自身で行なう、お口のケア)の両方を行なうことが大切です。 そこで今回は、セルフケア〈一般的な歯磨き〉についてお話しします。 むし歯、歯周病の原因としてプラークの付着が挙げられます。プラーク(歯垢)は食べかすではなく細菌のかたまりで、1mg中に約1億個の細菌が存在します。 プラークは歯と歯の間や歯と歯茎の境目、虫歯を治療した部位、かぶせ物の周りにつきやすいので、これらの細菌を減らすためには正しい歯磨きが重要です。
セルフケアの基本
① うがい
水、うがい薬、アルコール成分を含まないマウスウォッシュ(お口の乾燥が気になる方)などを使用して、のどうがい(ガラガラ)とお口うがい(ブクブク)を行ないます。
② 歯磨き
1日3回を目標に歯磨きをしましょう。粘膜を傷つけずにプラークをしっかり落とす正しい歯磨き方法を習得することが非常に重要です。感染予防のために、歯ブラシはよく洗い乾燥させるようにしましょう。
〈歯磨き方法〉
うがいをし、お口の中を湿らせてから歯磨きを始めます。歯と歯茎の境目に歯ブラシの毛先をあて、小刻みに左右に動かします。オーバーブラッシング(力が強すぎる)は知覚過敏・歯肉退縮の原因になるので力を入れずに磨くことがポイントです。奥歯は毛先が歯のかみ合わせの凹凸に入るよう、後ろから前にかき出すように磨きます。また、歯ブラシでは落としきれない歯と歯の間、かぶせ物との隙間はデンタルフロス、歯間ブラシを使用しましょう。
③ 舌ケア
歯磨きをした後に、舌ブラシや柔らかい歯ブラシを使用して舌のケアを行ない、細菌を除去します。奥から手前に優しく1方向に動かしましょう。
④ 保湿ケア(気になる方)
加齢とともに様々な原因で唾液量が減少し、お口の中が乾燥します。1日数回、保湿効果のあるマウスウォッシュでうがいを行なうか、保湿ジェル約0.5~1cmを清潔な指にとり、手の甲でジェルをのばしながら、お口の粘膜全体に薄く塗りましょう。特に夜間は唾液量が少なくなるので、寝る前に保湿ジェルをお口に塗ると効果的です。
⑤ 入れ歯のお手入れ(使用している方)
食後は入れ歯を外して専用のブラシで洗います。入れ歯は乾燥すると変形しやすいので、就寝時には専用容器に水を入れて保管しておきます。容器は毎日洗い、新しい水を使用してください。入れ歯洗浄剤を使用する場合は、使用説明書をよく読み指示に従って使用しましょう。
①~⑤(④⑤必要に応じて)の順序で今日から実践してみてください。
お口の中の環境は人によって異なるため、自分にあった歯磨き方法、歯ブラシや歯磨き粉などを選ぶ必要があります。かかりつけの歯科医院を受診し歯科医師、歯科衛生士のアドバイスを受けていただくことをお勧めします。
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疲れやすい・だるい・めまい・立ちくらみ等の症状を感じたら、貧血かもしれません。貧血は血液中の赤血球やヘモグロビンが正常値より少ない状態をいい、以下の原因によって分類されています。
鉄欠乏性貧血
最も多い症状で、鉄分不足によってヘモグロビンが合成されずおこります。
再生不良性貧血
骨髄の働きが低下し、赤血球・白血球・血小板が少なくなる病気です。
巨赤芽性貧血
ビタミンB12・葉酸が不足して赤血球が少なくなっておこる貧血です。
溶血性貧血
赤血球が異常をきたし、赤血球の寿命が短くなって赤血球不足からおこります。
貧血を防ぐにはバランスの良い食事から。レバーや肉・魚介類などヘム鉄を多く含む食材を積極的に摂りましょう。サプリメントを活用するのも良いでしょう。
ハチに刺されることでおこる症状として知られるアナフィラキシーは、短時間のうちに全身にアレルギー症状が出る反応です。虫さされのほか、アレルギーを引き起こす食べ物や薬品の摂取、ゴム製品に触れる等でもおこります。以下が代表的な食物アレルギーの原因食物になります。
特定原材料7品目
卵・牛乳・小麦・そば・ピーナッツ・えび・かに
表示が推奨される21品目
あわび・いか・いくら・オレンジ・キウイフルーツ・牛肉・くるみ・鮭・鯖・大豆・鶏肉・豚肉・松茸・桃・山芋・りんご・ゼラチン・バナナ・アーモンド・カシューナッツ・ごま
アナフィラキシーの症状
皮膚・粘膜・呼吸器・消化器・循環器など、全身に症状が現れ、血圧の低下・意識障害から心肺停止にまで及ぶおそれもあります。このような状態をアナフィラキシーショックといい、1~2時間で重篤な状態になる可能性がありますので、速やかに受診しましょう。
夏バテの主な症状は、だるい、食欲不振、イライラする、下痢・便秘などがあり、発汗による脱水、食欲不振による栄養不足、外気との温度差や睡眠不足による自律神経の乱れが原因といわれます。自律神経の乱れは免疫力の低下にもつながります。
夏バテの対処法
疲労物質を分解するクエン酸を含む柑橘系や酢、ビタミン・ミネラルを含む豚肉・枝豆などをしっかり摂取しましょう。 エアコンを活用し、睡眠をしっかりとり、喉が乾く前に水分補給を心がけ、適度な運動で自律神経の働きを整えましょう。 夏バテを感じたら、ビタミンB1を主成分に、ビタミンB群・ビタミンCを効率よく配合した、にんにく注射をご利用ください。 疲労回復、肌荒れ・ニキビなどの改善、肩こり・冷え性の改善、二日酔の回復などに効果が期待できます。
さくら美容外来「にんにく注射」なら、夕方・仕事帰りにもご利用できます!お気軽にご相談ください。
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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、外出する機会が減り、運動やスポーツなどの体を動かす機会が少なくなっていませんか?体を動かす頻度が減ると、体力や筋力が低下するだけでなく、精神的な面にも影響がでます。
また、免疫機能を保つ為には適度な運動が有効です。新型コロナウイルスを予防し、運動不足による様々な悪影響から自分を守る為に、自宅でできる運動を継続しましょう。
①座っている時間を減らしましょう。
その分、立ったり歩いたりする時間を増やしましょう。テレビのコマーシャルの間に足踏み、調理の合間にかかと上げをするなど、「~しながら運動」がおススメです。
②筋肉を動かしましょう。
ラジオ体操のような自宅でできる運動でも、筋肉の衰え予防に役立ちます。運動の時間帯を決める、家族で一緒に取り組むなど、継続するための工夫をすることがポイントです。また、余裕があればスクワットのような全身の筋肉を動かす運動や、片足立ちのようなバランスを鍛えるような運動を追加することもよいでしょう。
③生活習慣を整えましょう。
運動が不足すると食欲の低下や睡眠時間の短縮につながりやすくなります。例えば、日の光を浴びながら体を動かすことで体内リズムを整えることができます。また食事は免疫機能の維持に重要です。しっかりとバランスよく食べましょう。
外出自粛により、制約の多い生活の中ではありますが、みなさんで一緒に乗り切っていきましょう!
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少しずつ暖かくなり、汗ばむ季節になってきました。中でも、手の平・足裏・ワキは汗をかきやすい部位になります。汗はエクリン腺とアポクリン腺という2つの汗腺で作られており、温熱性・精神性・味覚性、3つの要因で汗が出てきます。
腋窩多汗症についてワキ汗が多く出る症状を「腋窩多汗症(えきかたかんしょう)」といいます。 ワキの下は汗腺が多く、エクリン腺とアポクリンが共存することから気候や運動による温熱性、緊張やストレスなどの精神性、両方の要因で汗をかきやすくなります。
ワキ汗外来では、ボツリヌス療法を用いて腋窩多汗症の治療を行なっています。お気軽にご相談ください。
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ウイルスや菌の主な感染経路には、飛沫感染・接触感染・空気感染があります。中でもインフルエンザや新型コロナウイルスは、飛沫感染による感染率が高いといわれています。
飛沫感染とは感染者の会話・せき・くしゃみによりウイルスが飛散し、鼻や口の粘膜に接触することで感染します。 飛沫の飛ぶ距離の目安は以下になります。
飛沫の飛ぶ距離は思うより遠く、少し離れていても感染する可能性があります。感染した本人が飛沫を出さないためにも、マスクの着用は周囲にとって効果的です。飛沫に手が触れることで接触感染も起こりますので、手洗いを行なうことが重要です。発熱やせき・呼吸困難の症状がある場合、医療機関に相談しましょう。
高血圧は日本で最も多い生活習慣病といわれ、自覚症状がほとんど無いまま動脈硬化が進行し、重大な病気を引き起こす危険性があります。
高血圧が関わる主な病気最高血圧:130g以上、最低血圧:85以上
高血圧を予防するために普段から血圧を把握して生活習慣を改善し、病気を未然に防ぎましょう。
認知症者の思いを知るためには、まず本人に話しかけることが大切です。しかし、相手が認知症者の場合、苦手と感じる人は多いと思います。そこで、私(認知症看護認定看護師)が認知症者の思いを知るために心掛けていることを1つ紹介します。
30秒から1分は返事を待つ認知症になると、自分の考えをまとめることに時間がかかります。そこを理解しないと「この人は返事ができないんだ」という先入観が生まれます。これではコミュニケーションがとれず、本人の思いを知ることはできなくなります。
話しかけたら、その人の返事を待ちます。言葉以外にも表情、とくに視線や口元を見ながら30秒は待ちます。沈黙が続いても笑顔を崩さず、あと30秒待ちます。言葉はなくても、うなずいたり、まばたきをしたり、手で合図したり反応は様々です。その人にとっての思いの伝え方があることを信じて待つことが大切です。
血液を濾過して、体内の老廃物を尿として排泄します。濾過された血液は体内を循環します。
体内の環境を整えます汗を多くかいた場合は濃い尿を少量作って排出し、汗が少ない場合は薄い尿を大量に作って排出し、体内の水分・塩分や血圧を調節します。
ホルモンを作ります赤血球を作る・血圧を調整するホルモンや、骨を強くするカルシウムの吸収を助けるホルモンを作ります。
腎臓がうまく働かなくなると
泡立った尿(たんぱく尿)や、血が混じったような(尿潜血)が出ます。腎不全になると、むくみが出たり高血圧になります。
自覚症状がなく、進行していることが少なくありません。腎臓の不具合は健康診断で発見されるケースが殆んどで、尿検査・血液検査で状態を調べることができます。
健診で健康状態を把握しましょう。
健康チェックはこちら
薬を服用するときは、飲む水の量にも注意が必要です。 のみ薬は水と一緒に飲むと飲みやすく、 水に溶けることで吸収が良くなって効果を発揮するようになっています。 コップ1杯(180cc~)の水、または白湯(ぬるま湯)で飲むのが原則です。 水の量が多いほど、胃の中での溶解・吸収が速やかにおこります。
水が少なかったり、水なしで飲むと薬が十分に溶けないため、 効果が発揮できないことがあります。 カプセル剤の場合、水なしで飲むと喉や食道にくっついてしまい、 そこで溶け出した薬の成分が粘膜を傷つけることがあります。
コーヒーやコーラなど、カフェインを含む飲物は眠れなくなる・ 利尿作用で効果が弱くなる場合があります。 アルコールと飲むと薬の作用が強くなり、 血圧が下がりすぎたり意識がなくなったり等があります。 薬の効果を十分得るためにも、水または白湯で飲むよう心がけましょう。
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喫煙は生活習慣病から、癌・心疾患・歯周病にまで悪影響をおよぼします。喫煙者は非喫煙者よりも病気の罹患リスクが高く、寿命は8~10年短いといわれています。煙草に含まれる「ニコチン」は麻薬と同じく中毒性があり、ニコチン依存症に陥ることで止めれなくなります。
喫煙でリスクが高まる病気動脈硬化・糖尿病・心筋梗塞・脳卒中・高血圧・高脂血症・慢性閉塞性肺疾患・喘息・肺炎・骨粗鬆症・バセドウ病・胃潰瘍・癌・メタボ
ニコチン依存症CHECK
下記チェック表で Yes=1点、No=0点を加算して合計を出してみましょう。
(*)禁煙や本数を減らした時に出現する離脱症状(いわゆる禁断症状)ではなく、喫煙する事によって神経質になったり、不安や抑うつなどの症状が出現している状態。
合計は何点でしたか? 5点以上の場合、ニコチン依存症の可能性があります。
まずは、お医者さんに相談することから始めましょう。治療が必要なニコチン依存症と診断されると、保険が適用されます。
禁煙外来はこちら
お支払をした医療費に対して健康保険制度における「高額療養費」と、税法における「医療費控除」が利用できる場合があります。この制度を混同されている方が多いのですが、別の制度になります。
高額療養費について「高額療養費」とは月初から月末まで支払をした医療費が、各所得に応じて決められている上限額を超えた場合にその超えた金額を支給する制度で、申請は加入先の医療保険者になります。 しかし、後から払い戻されるとはいえ窓口での負担は大きいものになりますので、手術や入院をする予定があるなど医療費が高額になることがわかっている場合は事前に「限度額認定証」を保険者に申請して頂き、発行された限度額認定証と保険証を併せて病院窓口に提示して頂くと、1日~月末までの医療費の支払いが所得に応じた自己負担限度額までになりますので是非ご活用ください。(取り扱いは、保険医療機関、入院、外来、 保険薬局等それぞれになります。同月に入院や外来など複数受診がある場合は、高額療養費の申請が必要になることもあります。また、保険外負担分(差額ベッド代等)や、入院時の食事負担額は対象外になります。)
医療費控除について「医療費控除」は、その年の1月1日から12月31日の間に支払った医療費が一定の金額を超えた場合にその医療費を基に計算された金額の所得控除を受けることが出来る制度です。申請は確定申告により行ないます。(高額療養費の支給を受けた場合は、その金額は医療費控除で申請できる金額からは除かれます。また、高額療養費以外にも給付を受けていれば、医療費から除かれる場合もあります。)この医療費控除は病気やケガの治療にかかった金額だけでなく、妊娠と診断されてからの定期検診や検査の費用等も医療費控除の対象になります。
「高額療養費」と「医療費控除」は高額の医療費を支払った場合の負担を軽減するための制度ですので、ご活用頂けたらと思います。
各制度のお問い合わせについて皮下脂肪と内臓脂肪は共に体脂肪ですが、蓄積する場所が違います。体脂肪の大半を占める皮下脂肪は皮膚の下にあり、内臓脂肪は胃や腸の周りにあります。 内臓脂肪は優先的にエネルギーとして消費され、皮下脂肪は比較的落ちにくいのが特徴です。女性は皮下脂肪、男性は内臓脂肪がつきやすいといわれます。内臓脂肪の増加は心筋梗塞や脳梗塞など、生活習慣病のリスクが高くなります。
体脂肪を減らすには食事療法は、大切な筋肉や骨が減少してしまいます。運動で筋肉を維持し、基礎代謝を高めながら落としましょう。激しい運動よりも、ウォーキングをはじめとした有酸素運動が効果的です。
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まつ毛(睫毛)貧毛症とは、まつ毛が短い・少なく薄いなど不充分な状態であることを特徴とします。 マスカラ・つけまつ毛・まつ毛エクステ・ビューラーなどのアイメイクは、こすったり、過剰なクレンジングでまぶた・まつ毛に負担がかかってしまい、最も多い原因とされています。その他、加齢や皮膚疾患、抗がん剤などの副作用も要因となります。
まつ毛貧毛症の改善には生活習慣を改善しましょう。まつ毛の生成に良いとされるタンパク質・アミノ酸を含んだバランスの取れた食事を心がけ、睡眠を十分にとりましょう。アイメイクやクレンジングの方法を見直し、まつ毛の負担を 減らすことも重要です。
病院処方の治療薬がありますさくら美容外来では、医療用医薬品のまつ毛育毛剤「グラッシュビスタ」を使用した、まつ毛貧毛症の治療を行なっています。 お気軽にご相談ください。
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脱水症とは体内の水分と塩分(ナトリウム)が不足している状態を指し、大まかに2つの症状があります。
低張性脱水水分と一緒に血液中のナトリウムが不足し、吐き気・だるい・痙攣などの症状が現れます。長時間の運動で発汗した場合などに発症しやすくなります。
高張性脱水体内の水分のみ不足する状態で、発熱・激しい喉の渇き、意識障害を起こすことがあります。自分で水分補給できない乳幼児・高齢者の発症が多くみられます。
脱水症の対応について
脱水症は早めの対処と予防が肝心です。喉の渇きを感じる前に水分補給を心がけ、 症状が出た場合は、常温の経口補水液を少量ずつゆっくりと補給しましょう。
経口補水液の塩分・糖分のバランスは、点滴に使われている輸液とほぼ同じです。水分と電解質の補給が目的になりますので、飲んだ後は様子を見ながら栄養補給しましょう。回復しない場合は早めに受診し、医療処置を受けましょう。
みなさん健康診断は受けたことがあるでしょうか?一度は受けたことがあるという人は沢山いると思いますが、毎年あるいは定期的に受けているという方はそんなに多くないかもしれません。普段体に調子の悪い所や異変を感じることがない方、仕事などで時間が取りづらい方の中には健康診断を後回しにしがちな人も多いと思います。もちろん毎年健康診断を受けているという人もいると思いますが…。では健康診断を受けることによってどのようなことが分かるのでしょうか?
現在、我が国の死因の第一位は癌です。その他、心疾患や脳血管疾患など今では日本人の死因の約半数を占めるともいわれるこれらの病気に共通している点はなんでしょうか?その答えとして普段の生活習慣が原因になりうるという点が挙げられます。肥満や高血圧、糖尿病などをはじめとする生活習慣病は先ほどあげたような多くの日本人が命を落としてしまう病気にかかるリスクを大幅に上げる要因になります。
健康診断を受けることで癌などの怖い病気が発見されることもありますが、それだけでなく先ほど挙げたような生活習慣の問題点を指摘されることがあります。
みなさんもバランスのとれた食生活、十分な睡眠、適度な運動、規則正しい生活習慣が必要なことは百も承知のことかと思います。飲酒や喫煙ももちろん控えたほうがいいでしょう。ですがこれらのことを全て完璧に守ることができているという人がどれほどいるでしょうか?決して多くはないと思います。一年に一度位は自分の体を気にかけて健康診断を受けてみるのはいかがでしょうか?そうすることで自身の健康のために自分に一番何が足りないのか、あるいは何をしなければならないのかが分かるかもしれません。もちろん何も指摘されないにこしたことはないですが…。
また自分の健康を意識するという意味では必ずしも健康診断だけが全てではないと思います。毎日血圧を測る、体重を測るなど自分の体を気にかけることで普段気づくことのできない些細な体の変化をいち早く捉えることができるかもしれません。
一昔前に比べると健康に関するテレビ番組が異様に増えたように感じます。先進国の中でも平均寿命がトップクラスである反面、高齢化社会が進む日本では健康寿命をより伸ばしていつまでも健康を保ち続けたいという国民の気持ちの表れではないでしょうか。
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大腸がんは近年、増加が著しい病気のひとつです。男性の罹患・死亡率は女性の約2倍で、50代から増え始め、高齢になるほど多くなります。進行するまで自覚症状が殆ど無く、S状結腸と直腸が発生しやすい部位になります。 食生活の欧米化(動物性脂肪・タンパク質の過剰摂取)、野菜・果物の摂取不足、飲酒、肥満など環境的な要因が大きいとされ、積極的な運動を心がけるなど生活習慣を見直すことでリスクが下がるといわれています。
大腸がんの早期発見大腸がんが進行すると下記の症状がでることがあります。 血便・下血、下痢・便秘を繰り返す、便が細い、残便感、腹痛、貧血、体重の減少 早期発見、早期治療のためにも、40歳を過ぎたら、がん検診を毎年受けましょう。
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睡眠時無呼吸症候群は、生活習慣病をはじめ様々な病気と合併する可能性があります。寝苦しい・いびきをかく・疲れが取れないなど、健康リスクが高い傾向にあり、自覚症状がない方が多いのが現状です。
循環器疾患のリスクが増大睡眠中、平均で1時間に5回(10秒~)以上、呼吸が止まる場合は睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。脳・心臓・血管に負担をかけるうえ、高血圧・脳卒中・狭心症・心筋梗塞など循環器疾患のリスクが上がります。
生活習慣を見直しましょう上気道の閉塞がある閉塞性の場合、過度の飲酒や喫煙を避ける、肥満の改善、鼻疾患の治療、横向きに寝るなど、就寝時の気道を確保することで改善が期待できます。
睡眠時の無呼吸でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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薬の効果を安全かつ最大限に得るには、用法・用量を守ることが重要です。指定の時間に合わせて正しく服用しましょう。
薬を飲み忘れたら
気づいたとき、すぐに服用しましょう。次の服用時間が近ければ1回飛ばして、次回分から再び服用しましょう。2回分を一度に使用してはいけません。
処方せんの有効期限 処方せんの有効期限は発行日を含め4日間(日・祝を含む)です。期限を過ぎると調剤薬局では受付できなくなります。再発行は健康保険が適用されないため費用は全額自己負担。処方せんを受け取ったら、早めに調剤薬局に持っていきましょう。
当院の外来では、看護師の他に青い制服の職員が働いています。それは「医師事務作業補助者」、当院では「メディカルアシスタント(MA)」と呼ぶ職種の職員です。歴史も浅くまだまだ知名度の低い職種ですので、ご紹介します。
医師の仕事内容には、沢山の事務作業が付随します。診療録を記載すること、レントゲン等画像検査や血液検査などの指示、各種同意書や説明書の作成等です。また、患者さんが必要とする医師の診断書、意見書や診療情報提供書等も医師が作成します。MAは、こういった医師の事務作業を、【医師の指示の元】代わりに行ないます。カルテを参照し文書を代行して作成し、医師へ確認を依頼します。また、診療録の代行入力や、レントゲンやCT、血液検査の指示を医師の指示のもと代行で入力し、速やかに検査が行なえるように補助しています。カンファレンス(会議)の準備などもお手伝いします。
医師の指示のもと診療を円滑に進められるよう、縁の下の力持ちとして、患者さんと医師、また院内の各部署と医師をつなぐ職種とも言えるのです。
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目の前に蚊やゴミなどの浮遊物が飛んで見えることがありませんか。このような症状を飛蚊症(ひぶんしょう)といい、主に高齢者・近視の方に多く見られます。
飛蚊症の原因は、生まれつきや加齢による生理的なものと、目の病気が原因で起こるものがあります。生理的な原因による場合は治療の必要はありませんが、網膜剥離や網膜裂孔、硝子体出血などの病気が原因の場合は、早急に治療が必要となります。黒い点の量や範囲が急に増えたり、視野の一部分が欠ける、視力の低下などを感じたら、生理的なものか、病気なのかを自分で判断せず、目の検査を受けましょう。
飛蚊症の症状に気がついたら、眼科への受診をお勧めします。
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要支援・要介護は、心身の状態に応じた要介護度の7段階で分けられています。
要支援1~2は、まだ要介護には至らないが日常生活に支援が必要な状態をいい、 要介護1~5は、入浴・排泄・食事など日常生活に介護を要する状態をいい、介護レベルが部分的~軽度~最重度な状態で区分されています。
医療法人医仁会では、心身機能の維持回復・自立した日常生活を営むことが出来るよう、通所リハビリ(デイケア)・老人保健施設などの在宅介護支援をはじめとしたサポートを展開しております。
介護相談・在宅医療・お困りの事など、お気軽にお問い合わせください。お一人おひとりに合った、最適なプランを相談員とともに組み上げます。
理学療法士は、日常生活で必要な動作のうち特に、起き上がる、立つ、歩くといった基本的な動作を獲得できるようリハビリテーションを提供することを専門としています。怪我や病気により生じた手足の動かし難さや痛み、痺れ、体力の低下などに対して、運動療法や物理療法を提供し、患者さんが少しでも実用的な生活を再獲得出来るようお手伝いします。
作業療法士は、食事や排泄、着替え、身だしなみ、入浴のような日常生活に必要な動作を獲得できるようリハビリテーションを提供することを専門としています。特に、日常生活を過ごすうえで必要となる手を使いやすくすることや、必要に応じて動作を補助する道具を提案することで患者さんが生活しやすいようにお手伝いします。
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医療ソーシャルワーカーは医療機関における福祉の専門家で、生活上の問題などの相談をお伺いしています。
治療費の不安や退院後の生活不安など、社会的・経済的問題に対して、さまざまな制度や社会資源の調整を援助する役割を担っています。
例えば、傷病手当金制度、休業補償、日常生活用具給付、介護保険の認定申請、身体障害者手帳申請、難病申請、生活保護の受給、施設入所調整など、個別の問題に応じて幅広い知識と想像力を働かせます。
また、退院後の支援サービスを提供する事業所、行政、支援センター、施設などと連携をとりながら、患者さんやそのご家族が安心して生活が送れるよう、毎日奮闘しています。
入院・外来にかかわらず、お困りごとがあれば、ぜひお声がけください。
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CTとMRI、どちらも似た形状の装置ですが検査方法は異なり、それぞれの特性にあわせて使い分けられています。
CT装置(Computed Tomography)コンピュータ断層撮影法の略で、X線の透過率を調べて身体の断面を撮影します。レントゲンで分からない、体の中の構造、出血や骨折の状態などがよく分かる検査です。 当院ではマルチスライスCT装置を用いており、短時間撮影による被曝の低減や息止めの時間短縮など、患者さんに負担の少ない検査が可能です。
MRI装置(Magnetic Resonance Imaging)磁気共鳴画像法の略で、磁石を利用して体内の水分子の状況を解析し断面画像を表示します。水分量の多い組織、脳や血管などの撮影を得意としています。放射線を用いないため被曝の心配もありません。
病気の早期発見と生活習慣病の予防に、定期的な検診をおすすめします。
特定健診・特定保健指導は生活習慣病の要因、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防と改善が目的で行なわれ、特定健診の結果から個別の必要度に合わせた保健指導を行ないます。
どんなことを指導されますか?専門スタッフ(管理栄養士)との面談で、生活習慣を改善するための具体的な目標を決めます。 (例:腹囲と体重を毎日測る、1日7,000歩以上歩く、夜食は週3回まで、等)設定した目標を実施できるよう、継続的な支援が続けられます。
インターネットによる保健指導初回の面談以降は、体重管理、食事記録・解析、運動プログラム等をスマホやパソコンで行ない、いつどこでも保健指導を受けることができます。もちろん電話や面談での相談にも対応しております。
生活習慣病を防ぐためにも、1年に1度、受診をおすすめします。
白内障とは加齢に伴い、水晶体が白く濁って視力が低下する病気です。
白内障の代表的な症状どんなに症状が進行しても手遅れということはありませんが、他の病気を併発する可能性もあります。病状の進行により、治療が異なります。
仕事や生活に支障が出ていない場合点眼治療を行ないます。薬を使用しても水晶体が透明に戻るわけではなく、白内障の進行を抑えることが目的になります。それ自体が酸性である、クエン酸や果汁入りのものは避けたほうが無難です。
日常生活に支障が出てきた場合白内障が進行し、日常生活に差し支える場合は外科的手術を行ないます。
症状に改善が見られない場合は一人で悩まず、受診をお勧めします。
近年、キシリトールは虫歯予防に効果があると言われ、CMでもキシリトール配合ガムを各メーカーが発売しております。 ただ、歯科医師として注意していただきたい点もあるため、この機会に説明しようと思います。
キシリトール含有率が50%以上あるもの虫歯予防に効果を得るためには、最低50%以上配合されているものを選びましょう。ちなみに歯科医院専用で販売されているものは殆ど100%配合されています。
糖質が0、または0に近いもの砂糖など酸が出やすい甘味料が配合されているとあまり意味がありません。
酸性物質を含まないものそれ自体が酸性である、クエン酸や果汁入りのものは避けたほうが無難です。
環境の変化に慣れ、気持ちも落ち着く5月頃は「五月病」が起こりやすい時期といわれています。五月病は適応障害やうつ病を併発する可能性があります。
五月病の主な症状心の症状:落ち込みやすい・意欲がわかない・集中力の低下・イライラする
体の症状:不眠・疲労感・倦怠感・頭痛・胃痛・吐き気・下痢
自分が五月病だと認識し、一人で悩まず周囲の人に理解してもらいましょう。 また、ストレス解消や、休息を十分取り規則正しい生活を心がけましょう。
症状に改善が見られない場合は一人で悩まず、受診をお勧めします。
最近のニュースでも取り上げられることの多い肝炎ですが、感染経路を把握することで未然に防ぐことができます。肝炎の多くはB型肝炎とC型肝炎 で、肝炎を 放置すると肝硬変や肝がんへと進行します。
肝炎ウイルスの感染経路についてウイルス性肝炎は主に血液・体液を介して感染します。感染者の多くは60歳以上 の高齢者ですが、麻薬等の注射の回し打ち、入れ墨(タトゥー)等の 針の使い まわし、不衛生なピアス処置などによる若年層の感染が増えています。
感染しているリスクの高い人※年間3万人の方が肝がんで亡くなっています。通常の血液検査では感染している かはわかりません。一生に一度は肝炎ウイルス検査を受けることをお勧めします。
毎月22日は禁煙の日です。 数字の2を白鳥(スワン)に見立て、スワンスワン(吸わん吸わん)で禁煙!だそうです。 禁煙はもちろん、健康診断前日は食事の時間厳守ほかにも禁止事項があります。 特に飲酒は肝機能の数値が上昇する可能性があり、検査の結果に影響が出てしまいます。 お酒は飲まないか、飲む場合は少量を心掛けましょう。
食事:前日21時以降は禁止 また、検査当日の内服薬につきましては担当主治医とご相談ください。
※健診はご自身の身体を知る上で、生活を見直す良い機会です。正しい結果を出すためにも、前日の過ごし方に気をつけましょう。
バレンタインデーに欠かせないチョコレート。この原料であるカカオ豆にはポリフェノールという成分が多く含まれていますが、一体どんなものなのでしょうか。
ポリフェノールの効能ポリフェノールには「抗酸化力」があり、体内の活性酸素を減らしてくれます。活性酸素はアレルギーや動脈硬化・肌の老化等を進行させてしまうことが明らかになっているため、チョコレートを食べて予防!と言いたいところですが、カカオ豆自体はとっても苦みが強く、そのままではとても食べられないほどです。 健康効果を高めるには、高カカオチョコを 食品に含まれる砂糖の量は、一口チョコ1個でスティックシュガー1本分、ミルクココア1杯でスティックシュガー5本分とも…。
※健康効果を高めるなら、カカオ65%以上の高カカオチョコやピュアココアを利用したいですね。
冬に流行する感染症にはインフルエンザや結核、ノロウイルスなどがあります。 食中毒の約半分はノロウイルスによるもので、そのうち約7割は冬場に発生しています。
【 主なウイルスは 】
ノロウイルス(感染性胃腸炎・食中毒) 手指や食品などを介して経口で感染し、嘔吐・下痢・腹痛・発熱をおこします。 感染力が強く、幼児や高齢者は重篤化のおそれがあります。 治療は輸液などの対症療法に限られますので、徹底した予防が大切です。
【 ウイルスの感染経路は 】
飛沫感染と接触感染です 咳やくしゃみ、嘔吐の際に口から飛び散るウイルスによる飛沫感染と、 手指を介して人から人へ感染する接触感染です。
【 感染症対策は 】
手洗いをしっかり行ないましょう 食事前・トイレの後・調理前後は、石けんでよく洗い、温水による流水で十分に流しましょう。
※ノロウイルスはアルコール消毒が有効ではありません。丁寧な手洗いを心掛けましょう。年末年始はお酒を飲む機会が多く、肝臓への負担が大きくなります。 アルコール性の肝臓障害を引き起こす原因は、飲酒量と飲酒期間にあります。 また、肥満・高血圧・脂質異常症・糖尿病など様々な病気のリスクが高まります。
【 飲酒の目安 】
1日の飲酒の目安は、純アルコール量で20~25gが適量といわれています。
● ビール:500ml
● 日本酒:1合
● 焼酎:0.5合
● ウイスキー:ダブル1杯
● ワイン2杯
【 脂肪肝を防ぐには 】
● 自分の適量を知り、週2回の休肝日を作りましょう。
● つまみと一緒に、ゆっくりと時間をかけて飲みましょう。
さくら総合病院 人間ドック(健康チェック)
飲酒は適量を守って楽しく、年に1回は健診を受けて健康状態を把握しましょう。
【 風邪 】
症状は37℃~38℃の微熱で、鼻水・くしゃみ・咳・のどの痛みなど、重症化することは殆どありません。
【 インフルエンザ 】
38℃以上の発熱・頭痛・関節痛・筋肉痛など全身症状のほか、倦怠感・食欲不振が現れます。
インフルエンザに感染したら感染発症約1~3日の潜伏期間の後、発症します。続く約1~3日では、38℃以上の高熱や倦怠感・食欲不振などの全身症状が強く現れます。その後、咳・鼻水・のどの痛みなど呼吸器症状が現れ、腰痛や吐き気などが現れることもあります。10日前後で症状が落ち着き、治癒します。
インフルエンザの発症後は● 安静にして水分補給に注意し、睡眠を十分にとりましょう。
● 咳・くしゃみなど症状のある時は、感染予防のためマスクを着用しましょう。
● 無理をして学校や職場等に行かないよう、人混みへの外出を控えましょう。
インフルエンザにかかったら、早めの受診をおすすめします。
ご自分の身体の健康状態を知っている人は少ないと思います。またそんなこと知りたくないという人や、自分で健康管理を行い「私は風邪一つひいたことがない、健康優良児だ。」と自信を持っている人もいると思います。しかし健康管理をしているからと言って病気にならないとは限りません。
検診、人間ドックは今の健康状態を知る一つの方法です。検診も人間ドックもご自身が希望して受診するのですが、自分が病気であると思って受診している人はいません。最近、毎年乳がんの検診をしていた芸能人の方に乳がんが発見され、発見された時には手遅れの状態であった事で、毎年の検診に意味があったのか?という話題がテレビで言われました。その為検診に疑問を持ち控えた人もいるのではないでしょうか。たしかに不運で残念なことではありましたが、これは非常にまれな例であり、重要なのは検診によって多くの人が病気の早期発見、早期治療をされていることです。
検診、人間ドックの結果「異常はありません」という安心感、または病気の早期発見など、受診しなければわからない身体の情報は皆さんにとても有用(役に立つ)なのです。
さくら総合病院 人間ドック
検診、人間ドックについての質問がありましたらお気軽に病院スタッフへお問い合わせください。
食事・生活習慣などの変化により、乳がんの罹患数が増えています。乳がんは女性ならば誰でもかかる可能性のある病気です。広い年代で発症の可能性があり、30歳代後半から40歳代にかけて急増します。
乳がんは乳腺に発生する悪性腫瘍です。放置するとがん細胞が増殖し、乳腺以外の組織や臓器へ転移します。ですが、早期発見し治療を行なうことで多くの方が治るといわれています。乳がんは他のがんと違い、ご自身で発見できることがあります。
乳房やわきの下のしこりができたり、乳房が赤く腫れるなど、疑わしい場合は早めに受診しましょう。
検診では、視触診のほかマンモグラフィ・超音波検査を行ないます。乳がんから命を守るためには、早期発見して治療を行なうことが重要です。悲しい思いをしないためにも、乳がん検診を受けましょう。
さくら総合病院 乳腺外来
早期発見することで、治癒の可能性が上がります。異変を感じたら、乳がん検診をお勧めします。
8月7日は「鼻の日」です。鼻炎は冬だけでなく、夏も気をつけたい疾患です。カビ、ダニの糞や死骸などのハウスダストが原因となって、くしゃみ・鼻水・鼻づまりを起こします。また、エアコンの冷気や噴出し口から出るカビの胞子が原因になる場合もあります。
花粉症・ハウスダスト・カビ・ペットの毛などのアレルギーで起こる鼻づまりが、アレルギー性鼻炎です。
風邪やインフルエンザに感染することによって起こります。鼻水・鼻づまり・せき・喉の痛みが急に起こり、鼻風邪とも呼ばれます。
匂いが分らない・慢性的な鼻づまり・いびき・後鼻漏などの症状は、蓄膿症といわれる慢性副鼻腔炎の疑いがあります。風邪やアレルギー性鼻炎で鼻づまりが長引くことで、副鼻腔に膿が溜まった状態になります。
また、春の花粉症がひどかった方などはシーズンオフのこの時期からレーザー治療をお勧めします。「治る」というわけではありませんが、鼻閉・鼻水などのアレルギー反応が起こりにくくなります。
さくら総合病院 耳鼻咽喉科
原因を知ることで対策を立てられます。異変を感じたら、お早めの受診をお勧めします。
紫外線は春先から夏にかけて段々と強くなっていきます。曇りの日でも照射量が多く、長時間浴び続けることでシミ・シワの原因になります。肌にダメージを受けないためにも、しっかりと対策を施しましょう。
紫外線の多くなる10時〜15時は、屋外で過ごす時間を減らしましょう。
日傘や帽子、日焼け止めを使いましょう日傘や帽子で顔を陰にし、太陽光のあたる顔や手には日焼け止めを塗りましょう。
肌に良い食べ物を摂取しましょうイチゴ、カボチャ、ピーマンは紫外線に有効な栄養素ビタミンC・Eを豊富に含んでいます。また、新陳代謝を促進する、たんぱく質や亜鉛も意識して摂取しましょう。
さくら総合病院 皮膚科
シミ・シワの外用治療も行なっております。お気軽にご相談ください。
普段の運動では、どのくらいの強さの運動を行なうと良いか意識していますか?
息切れして話が出来ないくらいでは、体への負担が大きいですが、全然疲れない・息切れもしない程度では、運動の効果は得られにくいです。
この中間、少し息切れするが話が出来るくらいの強さが良いとされています。
この強さの運動を一般的に有酸素運動といい、運動の強さは、心拍数でも目安にできます。健康の維持・増進のための心拍数は次のように求められます。
[ 例:60歳の方の場合 ]目標心拍数=(220−60)×0.5~0.6=160×0.5~0.6 すなわち1分間に80〜96拍の心拍数の運動が、運動時に適した心拍数です。
当院でも運動負荷試験で計測できます。これは酸素マスクを装着し、自転車をこいで機械で分析する事で、正確な運動の強さを計測する検査です。
さくら総合病院 リハビリテーションセンター
緑内障の症状は少しずつ見える範囲が狭くなる、見えない場所が出現する等です。病気の進行は緩やかで、かなり進行するまで自覚症状はほとんどありません。一度失った視野は元には戻りません。自覚症状の出る前に発見することが重要です。緑内障は主に眼圧検査、眼底検査、視野検査等で診断されます。
検査01|眼圧検査眼圧計を使った眼圧検査を行ないます。緑内障治療経過を確認するための重要な検査です。
検査02|眼底検査視神経の障害の程度を判定します。緑内障発見のための必須の検査です。
検査03|OCT(光干渉断層計)網膜の断面や視神経の線維の厚みを測定し、視神経乳頭の状態を詳細に知ることができます。緑内障は視神経線維が減少し、その後、視野の異常が出現します。この検査で視野異常が出る前の神経線維の変化をより早く検出する事ができます。
検査04|視野検査光の見え方で、見える範囲や敏感さを調べます。緑内障の進行の具合を判定します。
眼圧を下げる効果のある目薬を点眼します。目薬は緑内障の重症度や眼圧の高さなどに応じて処方されます。眼圧を下げることによって、病気の進行を抑えることができます。
治療02|レーザー治療・手術治療点眼薬による治療で効果がない場合は、眼科医と相談の上、レーザー治療を行ないます。レーザー光を用いるため、眼球を切開せずに済みます。レーザー治療でも効果がみられない場合は、手術を行ないます。
症状が進行すると失明につながるおそれがあります。早期発見と治療を継続し、進行を抑えることが大切です。40歳を超えたら定期的に眼科検診を受けましょう。
さくら総合病院・眼科
シミ・シワの外用治療も行なっております。お気軽にご相談ください。
脳卒中の一つである脳出血で意識障害が見られる場合は手術する必要がある場合があります。
手術では脳内の血腫を除去し、出血源の止血をします。以前は顕微鏡を使用して開頭術が行なわれていましたが、腹部手術や胸部手術と同様に、脳神経外科手術でも内視鏡を用いた手術が増えています。
内視鏡術は開頭手術に比べて時間も短く、出血量が少ないため患者さんの負担が少ない手術法です。さくら総合病院でも頻繁に内視鏡手術を行なっております。
脳出血の初期症状は以下のケースが多く見られます。
ひょっとして?と思ったら、当院・脳卒中脊椎脊髄センターで受診しましょう。
さくら総合病院・脳卒中脊椎脊髄センター
早期の食道がん・胃がん・大腸がんの中には、お腹に傷をつけることなく、内視鏡で治療をすることができるものがあります。がんの治癒を目指すには、傷をつけずにまとめて切除する必要があります。
これを可能にするのが、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)という、最先端の治療法で、粘膜に留まる浅いがんであれば、大きなものでも切除することができます。
また、外科手術と比べて、傷がつかないだけでなく、各臓器そのものを切除する訳でないため、術後早期に社会復帰できるだけでなく、体重減少を始めとする治療の弊害が最小限となります。
さくら総合病院では『安全』であることはもちろん、最新の治療機器で合併症の少ない低侵襲な『安心』できる治療を目指しています。
当院では胃カメラと大腸カメラを1日で行うことが可能です。また、胃カメラだけであれば、検査日に朝食を食べずに来院頂ければ当日検査が可能です。[緊急内視鏡は24時間対応]
さくら総合病院・内視鏡診断・治療センター