認定看護師の紹介
さくら総合病院の認定看護師をご紹介いたします。
認定看護管理者(第4689号)
菅沢 由美子(看護部長)
認定看護管理者とは 看護師の職能団体である日本看護協会が認定する資格です。役割は、多様なヘルスケアニーズを持つ個人、家族及び地域住民に対して、質の高い組織的看護サービスを提供することを目指し、看護管理者の資質と看護水準の維持及び向上に寄与することに保健医療福祉に貢献することを目的としています。
当法人は『断らない医療』を通じて安心安全な医療・療養環境を提供する」ことを法人理 念としています。そして「地域の一般医療 (1次・2次)を中心に急性期疾患を扱う。慢性期に移行したリハビリテーション主体の疾患群を療養病床や老人保健施設で看護・介護をし、更に在宅サービスの充実を計る。 よって社会復帰へと包括的な地域医療と福祉に貢献す ること」を基本方針としています。
認定看護管理者として地域の皆様が、当法人をご利用頂く際に組織的看護サービスをどのように提供するかという体制を作り上げていきます。 また、当法人で働く看護職員にとってもやりがいを持ち、希望を持って働き続けることができる職場環境を提供していきます。 ケアを提供する、受ける双方が、満足安心な法人体制は、地域医療の大きく貢献出来ると考えています。
感染管理認定看護師
影山 裕子(師長)
感染管理認定看護師は、患者さんやそのご家族をはじめ、職員や病院を訪れるすべての人を感染症から守り、安全で安心な医療環境を提供することを目的として、病院全体を管理し当院の状況にあった感染管理を計画、実践、提供するサービスの向上を図る役割をもっています。
実際の活動としては、医師、薬剤師、検査技師からなる感染対策チームにより、病院内での感染症の発生を把握し、感染に対するリスクを最小限に抑えるための対応や、知識向上を目的とした職員への研修開催、日常的な感染対策の実践指導といった組織横断的な活動を行なっています。感染対策は組織的に取り組むことが不可欠なので、病院内の全職員が感染対策における正しい知識をもって業務に従事できる体制づくりを行ないます。
認知症看護認定看護師
山村 延啓(係長)
厚生労働省の調査によると、人口の高齢化に伴い2025年には高齢者の5人に1人が認知症になると予測されています。高齢になると認知症のリスクが高くなると同時に、ほかの身体疾患も抱えやすくなります。肺炎や脳卒中、骨折などで入院した患者さんが、認知症を合併していることも珍しくありません。スタッフ1人1人の認知症という病気に対する対応力の向上が求められています。
当院では、他職種からなる認知症ケアチームをつくり、毎週各病棟でカンファレンスを行なっています。そこで、認知症ケアの基本をもとに、認知症者との関わりや対応をスタッフと一緒に考えます。認知症があっても安心して治療を受け、安全安楽に療養生活が送れる環境を目指して日々活動しています。
集中ケア認定看護師
原 慎一
集中ケアとは、生命の危機的状況にある重症な患者さんと、そのご家族に対する看護ケアです。主に重症集中治療や救急治療を要する患者さんを対象とし、重症や緊急性の高い患者さんと、そのご家族に対して看護ケアを行っています。
患者さんは呼吸・循環が不安定であり、身体的・精神的に苦しい状況にあります。こういった重症患者さんの早期回復を目指したケアと、患者さんを支えるご家族の精神的苦痛に対するケアも行っていきます。
集中ケアは治療と看護が密接に関係しているため、最新の医療技術、看護ケアを「安全」に提供できるように、科学的根拠に基づいた実践に向けて、自己研鑽と看護の質の向上に励んでいます。
看護師と、医師、薬剤師、その他医療スタッフとが協働し、患者さんが継続した看護を受けられ、早くもとの生活に戻ることができるよう、日々看護実践に努めていきたいと考えています。