部門
医用工学センター︎
医療機器の操作・保守管理
医療と工学の両面の知識・技術
臨床工学技士が進化する医療機器を操作・保守管理
断らない医療を「医用工学」から支えます
医用工学センター︎では、医療と工学の両面の知識・技術を兼ね備えた臨床工学技士が進歩し続ける医療機器の操作・保守管理を担当しています。
様々な医療機器の管理をはじめとして、血液浄化センターでの血液浄化業務、内視鏡診断・治療センターでの内視鏡業務、手術室やカテーテル検査での業務なども行っています。
また、さくら総合病院は24時間365日患者さんを受け入れているため、当院のERにCPA(心肺機能停止)が運び込まれた際には、臨床工学技士も対応に当たります。
2024年4月現在、男性7名・女性3名の10名のスタッフ体制で行っています。
透析・血液浄化業務
血液浄化センターでの血液浄化業務として透析装置の保守管理、修理対応、透析液水質管理などを行っています。機械の操作や、機械チェック、バイタルチェック、アラーム対応、カルテ入力など多岐に渡ります。
特殊血液浄化として、腹水濾過濃縮再静注法(CART)、持続的腎代替療法(CRRT)、エンドトキシン吸着(PMX)などの実施にも関わります。

医療機器管理業務
さくら総合病院内の医療機器全ての管理を行っています。日常点検、定期点検などを実施し、安全に医療機器が使用できる環境作りをしています。
必要な診療科に輸液ポンプやシリンジポンプなど医療機器の貸出を行い、返却後の動作点検や清拭を行なっています。療養病棟、一般病棟、HCU/ICUでの人工呼吸器に関連する業務も積極的に行っています。

手術室業務
手術室には多くの医療機器があり、麻酔器や電気メスなどの始業点検や定期点検を実施しています。手術支援としては、脳ナビゲーションの操作や、自己血回収装置の操作などを行っています。
また、医療機器のトラブル時には迅速に対応し、手術に支障が出ないように心がけています。

カテ室業務
当院では心臓カテーテル検査を実施する際、MEはDr.の直接介助をメインに行なっています。また、IABPの操作や、対外式ペースメーカーの操作などの医療機器の操作も行っております。

ER業務
当院のERにCPA(心肺機能停止)が運び込まれた際には、臨床工学技士も対応に当たります。役割としては、人工呼吸器や除細動器などの医療機器の操作や、胸骨圧迫を行っています。


医療機器の勉強会
さくら総合病院には多くの医療機器が院内にあるため、必要に応じて医療機器の勉強会も行なっており、新入職員に対しは、輸液ポンプ、シリンジポンプ、人工呼吸器などの勉強会を毎年実施しています。
また、新規導入した医療機器に関しても関連部署に対し、勉強会を実施し、看護師のフォローを行っています。
医用工学センターはこのような側面からも患者さんに安心安全な医療をお届けできるよう日々努力をしています。
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